
粉薬や漢方薬などをカプセルでのみたい場合、自宅で充てんするには手間取ります。(一般的な薬局内でも同じです)
市販のものを探してみても、カプセルの大きさが限られていたり、1度に100個のカプセルに充てんする事になってしまうなど、気軽に購入できるような商品が見当たらないように思います。
そういった理由からか、稀な事ではあるのですが薬局にて「粉薬をカプセルに充てんして貰えないか?」と相談を受けたことがありました。私だけではなく、身近の同業者でも同じような相談はあったようです。
こどもが漢方薬をのめません。カプセルに充てんして頂けませんか?
(1回1.5gを1日2回60日分⇒1.5gをカプセル3つで服用との事で、360個の充てんが必要となります)
人員に余裕がない為対応できないとお断りした。
市販のカプセルを購入して持ってきますのでカプセルに充てんして頂けませんか?
(1処方にトータルのカプセル数500個以上)
常時、薬剤師が4人以上常駐の為引き受けた。が、2時間以上その業務に時間を割いている。
引き受けた手前断われずしぶしぶ継続している・・・・
そこで、3Dプリンターを学び作ったのが、この“カプセルツメール”です。
名前の由来は、ご想像どおり「カプセル(に)詰める」です。
①-1 プレート | ①-2 プレート(裏面) | ② 押し出しプレート |
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③ おさえフタ | ④ ヘラ | ⑤ 押さえ棒 |
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※上記のプレートとプレート(裏面)は同じものです。
初めに、実際に使用する大きさのカプセルと、それに合うカプセルツメールを準備します。
販売方法検討中!!
(しばしお待ちください)
日頃の業務において、手間を感じることはまだまだあると思います。
いろんな便利グッズが開発されていますが、需要が少ないものはなかなか商品化されません。
商品化されないのであれば、自分で作ってみるという選択肢もあるのかもしれません。
興味がある方は3Dプリンターを購入し、何か作ってみては如何でしょうか?
今回紹介した“カプセルツメール”のニーズがどれほどあるのかは分かりませんが、1年後くらいに状況報告ができるようであれば記事にしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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